赤ペン入れはもうやめよう。ディレクターが行うべき効率の良い修正・変更指示の出し方

どうもご無沙汰です。ナカムラです。最近ちょっと修正や変更指示の仕方について考える機会がありましたので今回はその話を。

実は以前僕もやっていたのですが、「このページのここをこうやって欲しい」だとか、「このカラムのこの部分を○○に差し替え」だとかって指示を、紙に印刷したページ情報に赤ペンで書き入れる。という方法を使っているディレクターさん、未だに多いような気がします。

決してこの方法が全部ダメだ!という訳では無いんですが、正直「もっとわかりやすく漏れの少ない指示方法があるだろう」と思っています。以下に記す方法が果たして最善なのか?は分かりませんが、僕のやっている修正・変更指示の出し方について記載していきます。
※正直、もっと良いやり方あるよ!がいっぱい出てくるであろう領域の話なので、コメントなどで突っ込み大歓迎です。

基本はテキストデータにリスト化。どのページで何をどうするのか?を明確に記して渡す

時と場合にもよりますが、基本的に僕は変更や修正の指示をテキストデータで渡しています。このとき記載する情報は可能な限り明確に、以下の情報を記載しておくようにしています。

リスト化する際に書き記す内容(例)
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■ページタイトル
http://URL

○そのページでやること01の見出し
実際の作業内容(A→Bなど)

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○そのページでやること02の見出し
実際の作業内容(A→Bなど)

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■ページタイトル02
http://URL

○そのページでやること01の見出し
実際の作業内容(A→Bなど)

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○そのページでやること02の見出し
実際の作業内容(A→Bなど)

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テキストのみで言い切れない場合はワイヤー化する

たとえばバナーの追加制作が必要で、そのバナーの内容がテキストだけでは伝えられそうも無い場合、紙に書き殴ったりしないで必ずワイヤーデータ化して渡しています。使用する画像や目指したいイメージ、背景や枠の色指定にサイズ指定などの諸々の情報もこのワイヤーに明記し、上述のテキストデータ上には

○バナー制作
詳細はワイヤー参照:(ワイヤーのおいてあるサーバーパス)

みたいな形で記載しておきます。

なぜ作業内容をテキストリスト化するのか

いくつかメリットがあってこの手法を使っています。以下にその理由を挙げておきますね。

・「上から順番にやっていけばいい」ので、デザイナーやプログラマー等実際の業務をする人の心理的負担が少ない。
・上記と同じ理由で確認作業も容易になるため、確認者の代行が可能になったり漏れが減ったりといった利点がある。
・そのままメールに貼り付けて送れば、クライアント担当にとってもわかりやすい確認ツールになる。
・最悪、このリストさえ作っておけばディレクターが急な外出などでいなくても大丈夫になる。
などなどです。

ディレクターがそこまでやる必要ないんじゃない?ってよく言われますが・・・

非常に多くの方から同じような事を言われます。時には同業の方からも似たような事を言われてしまうのですが、僕自身、そうは思っていません。

僕らディレクターには、デザイナーやプログラマーのような明確な「成果物」が存在しません。それはつまり逆に言うと「成果物一歩手前の内部的な資料や指示書」こそがディレクターの成果物であるということではないでしょうか?

適当な投げ方をした仕事の依頼には適当な成果物が返ってきて当然。

だからデザイナーやプログラマーに仕事を依頼する際には、可能な限り考えて、作業レベルまで内容を落とし込んで依頼するべきだと考えています。

そしてその上で「指示内容を越えてくれ」と期待を込めてお願いする。

たかが修正・変更指示で大げさな。
と思われるかもしれませんが、あるいはスピードで、あるいはクオリティで、またはコードソースレベルの工夫で、「ディレクターが考えていることの上」を要求するなら、せめて「ディレクターが考えていることを全部明確な形で文書化して渡そうよ。」と思うのです。