サイトはリリースした段階で完成度50%と思おう。 ディレクターにとって見るべきアクセス解析のポイント

企画案を練って、コンテンツマップ、サイトマップ、ディレクトリマップを作成。そんでワイヤーを作成して、デザイン依頼。完成したデザインをコーディングして、

アクセス解析とコンバージョン計測タグをそれぞれ入れて、サーバーにあげてテスト。完成。

うん。何の問題もない。これでお金をもらってはい。おしまい。

・・・で、いいのか?

実際には大きく違います。

上記までの手順はあくまでも「サイトが完成した」というだけ。
クライアント(あるいは自社プロジェクトチーム)にとっては、そこは「ようやくスタートラインにたった」という段階であり、まだなんにも始まっていない段階であるはず。

「手離れの良い案件の方がラクでいい」なんてつぶやきは方々で聞きますが、実際にはこの後もしっかりとディレクターがかかわらないと上手くいかないケースが多いです。

だってそうでしょう?
そのサイトのコンセプトから運営の基本理念、ターゲットユーザーの趣味嗜好からコンバージョンにいたるまでのゴールデンルートまで、一番詳しく知っているのはディレクターですよね?

だから、サイトはリリースした段階では完成率が「よくて50%」だと僕は思います。

作っているときは「完璧だ!」と思っていた導線設計のはずが、運営を開始してみたら実はユーザーのドロップ率がハンパなく高かった。とか、
これで絶対ユーザーの購買意欲を掻き立てられる!と自信を持って送り出したキャッチコピーやバナーが、実際にはそんなにクリックされ無かったりとか・・・

それって放置してていいのか?
反省するポイントは無いのか?

んで、じゃあ、
アクセス解析の「どこ」をディレクターは見るべきなのか?
上述の文章でもちょろっと触れていますが、僕は基本的に以下のポイントを見て、50%しかできてないサイトを、ちょっとでも100%に近づけるための基礎データとしています。

■ナカムラがアクセス解析でやってることと、見ているポイント
・全てのサイトをECサイトとして登録する。
・フォーム、およびカートなどのサンクスページにECコンバージョン設定をする
・TOPページ、および主要導線ページ上での直帰率と離脱率を計測
・コンバージョン率は1%を初期目標に。手を加えるなら1.5%を目標に。
・誘導元ページ→入力ページ→確認画面→サンクスページというコンバージョン基本ルート上で、それぞれ何人のユーザーが途中で離脱しているのか?を算出。


かなりバッサリと書きましたが、全てのサイト上で共通しているのは上記のような手順です。

で、僕の場合、上記のような数値データを、クライアントのみではなく、関係する全てのスタッフ間で共有するようにしています。
何も面倒な事をする訳ではなく、「すごいぞ!このサイト、導線設計とデザイン見直し後の伸び率が180%だよ!」とか、「このデザインにしたらコンバージョン率がついに1%台に乗ったよ!」とか、
ものすごく局所的ではありますが、「こうだったよ!ありがとう!」て感じで、必ず伝えて共有します。

デザイナーだってプログラマーだって、コーダーだって、
「格好良いじゃん」とか「良くできてるよ」。以上に、「おまえの仕事のおかげで売りが上がったんだぜ!」と言われた方がうれしいに決まっている。。。と、僕は思うので。

まあ実際のところどうなんでしょうね?
ねぇ?sivacchi?