あるプロジェクトの立案からリリースまで(後編)

あるWEBサイト構築プロジェクトが立ち上がったとき、WEBディレクターは何を考え、何をやっているんだろう?そんな内容をつらつらと書いています。ちなみにこの記事は後編なので、よければ先に前編のほうをご覧ください。

←あるプロジェクトの立案からリリースまで(前編)


■コンテンツマップ作成
さて、上記まで大体固まってしまえば、後はそのサイトの中に盛り込みたいコンテンツは何??という話になってきます。先にここの部分だけが固まっているケースも多いですが、同様に「なんか話題性のあるコンテンツを作ってくださいよー」とかってフワッとした依頼もまた多いのですw

■ディレクトリマップ作成
で、ようやくコンテンツの中身が決まったら、それを情報の性質やユーザーの定義などにより分類し、ディレクトリマップ化していきます。

■ワイヤーフレーム作成
ここまできたらとりあえずディレクターの仕事は折り返しになります。こっからは結構楽・・・だと思います。僕は。ワイヤーフレームはなるべく色とか使わず、クライアントやデザイナーに余計な先入観を与えないよう心がけましょう。

■素材集め
写真とか動画とか、あるいは原稿とか・・・とにかく素材といわれる素材を集める作業ですね。だれが撮影をするのか?誰が書くのか?もしくは誰を雇うのか、写真の許諾は大丈夫か?解像度は大丈夫か?などなど、ものによっては(芸能人とか絡むと特に)面倒くさい仕事ですが、ここで良い素材を集めることができると、以降の作業スピードは格段に速くなります。
普段から使える素材サイトやすぐに動けるカメラマン、ライター、などはあたりをつけておくことをオススメします。WEBはスピード出してナンボっすから。

■デザインテーマ定義
デザイナーさんに「やっといてー」って言っても、中々うまくいくもんじゃありません。「クライアントの"無茶振り"をデザイナーにうまく伝える人がディレクター」の記事でも書きましたが、ビジネスモデルを正確に理解しているディレクターからビジュアルイメージに関しての定義を行っておくことも大事。ムードボードは活用しましょう。

デザイナー&プログラマー&マークアップエンジニアのみんな!オラに力を!!!
で、あとはクリエイターさんのお仕事!となるわけですね。さてさて・・・どんなものが出来上がるかな・・・wktk

■成果物の監修
もちろん、作ってる間「あとはお前らで納期までに作っといてくれればいーよー」ではムリムリ。外注を使う場合はやむを得ずそれに近い状態になってしまうこともありますが、内制する場合であればかならず『チャチャを入れたほうがいいです』。
クリエイターさんたちがノリノリになりすぎて行き過ぎた表現をしていないか?あるいはテクニカルな部分にこだわりすぎて、納期に間に合わなくなったりはしないか?常にユーザーの視点で見ていくことが大事です。彼らは「よりいいものを作りたい!」という人種なので、ここで変に気を使って「あ、なんか悪いし、こんなもんでいっかー」とかやってしまうと、信頼をなくします。
ですし、クライアントやユーザーからもそっぽを向かれしまいます。真っ向から言いたいことを言って、「クライアントよりうるさいけど、正しい意見をいう人」である必要がる・・・と僕は考えます。

■クライアントの要望を反映or説得
さて、できました!クライアント様!ご確認を!通常ディレクションが上手くいっていれば、ここで修正以上の文句が出てくることは無いのですが、
たまーにいます。「えー、こんなんと違うわー」ってなっちゃうクライアントさん。
こういうとき、上手く説得したり、成果物に反映したりするのも大切な仕事です。僕が一番よく使う口上は
「できますよ。でも今やるとまたコストがかかっちゃうんですよね・・・。まずはアクセス解析を見ながら、ユーザーの動向を見てそれを反映させていきませんか?」です。アクセス解析にある程度の自信があることと、「自分の作ったサイトはユーザーに支持されるはずである」という強い意思が必要ではありますが、上手く伝えるとかなりクライアントの意思もコントロールすることが可能になります。

■ディレクターチェック
さて、そしれ最後にディレクターとしての修正・改善点を伝えます。
これは極力「まとめて渡す」を意識したほうがいいです。だってそのほうが早いから、サイトをリリースできる日が早くなって、それだけ早くみんなに見てもらえるじゃないですか。

■テストアップ+クライアントチェック
テストアップ後の最終チェックです。まあ、ここで返ってくるようなことはほぼありません。やっすいレンタルサーバーつかってて、フォームのPHPが動かない!とかって異常事態でもない限り大丈夫ですw


■リリース
と、まあ、こんな感じです。