【超基礎】デザイン苦手なディレクターが依頼時に気にすべき7つのポイント

こんにちは。まだまだ半人前ですが、元気にWebディレクターやってます。まっつんです。

唐突ですがみなさん...

  • デザイナーから上がってきたデザインがイメージと違っていた
  • ワイヤーを装飾しただけみたいなデザインが出てきてしまった

なんて事態に困ったり、迷ったりしていませんか?

僕自身も上記の質問に「そんなことあるわけ無いじゃん」と言ってみたいところなんですが、残念ながら...。

というわけで、今回は僕が超苦手としているデザイン制作依頼時に、なるべく失敗を起こさないよう必死で気をつけているポイントを紹介しつつ反省してみようかと思います。

※ちなみに今回のモデル案件は広告ランディング用のLPページデザイン作成(マークアップは別)を想定しています。

1. 制作するページの目的をクライアントと共有する

そもそもの話になりますが、なぜそのページを作成するか。「目的」の話です。

デザインを作る最初の段階で「どんなターゲットに、どんなサービス・商品を、どのようにしてほしいのか」が明確でないと、どういう構成・内容でページを作るのかが決められなくなり、結果として「どうなればデザインとして完成なのか」分からなくなります。

こうなってしまってはもはや「感性」に頼るしかなくなり、だからその感性が無いって言ってるじゃないですか...。となってしまいます。

しかもこの感性ってやつがクライアント担当と完全一致する可能性はほぼゼロなので、基準となる目的の共有なしにはデザイン依頼なんて無理。ということになるんですよ。

まぁこの辺りはあえて書くまでもなく大前提ですね。さすがに。

2. ページ内要素とそれぞれの優先順位を決める

「ページを作成する目的」を元に、ページ内のメインビジュアルやバナーなどのページを構成するパーツとそれぞれに掲載していく要素を決めていきます。

たとえクライアント側である程度決まっていたとしても、再度説明を受けながら「この要素追加します?」など細かく、なるべく細かく確認しつつ認識を合わせます。

重要なのはパーツの配置や構成要素だけでなく「パーツ内における要素の優先順位」を確認していくこと。

パーツごとの優先度は決まっていてもその中身まで決まってない...という時に認識ズレってやつが起こりやすいんだと思っています。

ちなみに僕の場合、バナーなどのパーツを絵が下手とか気にせずガンガン紙に描きながら担当者さんと認識を合わせる方法を取っています。

3. デザインの方向性を決める

僕の場合はデザインの方向性を決めるために最初の段階で決めた「目的」をベースにクライアント側と制作者側で検討します。

具体的にどんなデザインの方向性にするかは以下のようなツール・資料を使って担当者の方と相談していく感じですね。

  • クライアントの競合のサイト
  • 提示された参考サイト/参考バナー(あれば)
  • ムードボード
  • ポジショニングマップ

ここで大事なのは、参考ページとかバナーの「どの部分を参考にしたか」の認識をクライアント側と制作者側の双方で共有しておく事が重要です。

これを共有しておかないと、「クライアント側はAを参考に作る」「制作側はBを参考に作る」なんて冗談みたいなことが本当に発生しリテイクの嵐に。。。なんて事も発生してしまうので、気をつけないとです。

はぁ...ホント、冗談だったらよかったんですけどねぇ...アハハハハハ

4. デザインをさらに落とし込む

先ほどのデザインの方向性をさらに細かいところまで落とし込んでいきます。

例えばクリエイティブで「●●という新機能を訴求したい」と目的が言語化されているなら、その為にデザインコンセプトとして

  • ユーザーに「●●は安心して使える」と感じさせる
  • ●●に対して不安感を抱かせない
  • 新しい●●のある体験を想像させる

なんて感じで、もう少し細かくユーザーに感じてほしい印象を言語定義 ⇒ 共有していきます。

トンマナ・配色・カラーといったデザイン要素はもちろん、クリエイティブで達成したい事やデザインコンセプトもしっかり共有しておかないとビックリするくらいアウトプットがずれます。

僕みたいにデザインが苦手と自覚しているディレクターさんは、もうしつこいくらい共有しまくる...くらいでちょうどいいかも知れません。

5. デザイン作成スケジュールを握る

デザインをいつまでに作成して、確認・FIXするかのスケジュールを決めます。

大事なのはスケジュールをクライアント側・制作者側で決めるだけでなく、プロジェクト管理ツールやメール等で共有・リマインドをすること。

来週までにデザイナーがデザイン作成完了して、社内でFIXして、再来週までにクライアントに提出...。といった粒度で、なるべく細かくタスクを分類します。

具体的なスケジュール作成はその作業の後にまわすのが得策です。

超基本的な事ですが、細かくしておかないと直前であと1日足りない!どうにもならない!とか本当に青ざめる事態が発生するんです。

デザイン工程はとにかく細かく!そしてバッファを持って!ですよ皆さん。

6. いよいよデザイン制作を依頼する

さて、いよいよデザイナーへの制作依頼です。

言うまでもなくここがデザイン制作依頼の最重要ポイント。ページの目的や内容・デザインの方向性など今まで決めてきた内容をデザイナーに共有していきます。

要点としては、必ず口頭だけで共有せず、ドキュメントを共有する事。

これまた何を当たり前のことを...と思われそうですが、経験の浅いうちほど軽めの仕事が多くなり、いつの間にか口頭でいけるような気がしてきて、そしてコケるんです。

みんなそうなんです。

......えぇ。実体験ですとも。

とにかくここでドキュメントや細かいデザインテイストについて相談し、制作スケジュールの確認もやってしまいます。

7. クライアントにデザインを提出する

無事デザイナーも依頼を理解してくれ、そしてひとまず完成!...なんですが、まぁあまり一発OKになるケースは多くないでしょう。

と、いうことで、ここで最後の重要ポイント「制作物をクライアントに提出するタイミング」がやってきます。

このタイミングでは以下の項目を都度つど伝えて確認していく事を心がけます。

  • 出てきたデザインの何を確認してほしいか
  • いつまでに何を決めてほしいか
  • 変更や修正の優先度はどれが上でどれが下か

確認内容やFIXタイミングは事前相談したり、制作スケジュールで決まっていますが、提出時にもう一度伝える事で「この段階では何を確定させるか」「何をフィードバックしたら良いか」を再認識してもらえます。

メールだけでなく、口頭でもマメに聞いておくこともマスト。

担当者さんの脳内に何かしら懸念があった場合など、いきなりタスクとして振らず、事前に相談してくれたりするようになるので、意外と重要なコミュニケーションポイントだったりするんです。

まとめ:結局コミュニケーションが一番大事。で、大変;

いかがでしたでしょう。今回はデザイン依頼前後の流れで重要となるポイントについて解説してきましたが、実は今回紹介したポイント以外にも...

  • デザイナーに事前に依頼内容を予告しておく
  • ヒアリングの段階にデザイナーと一緒にクライアント担当者より話を聞く
  • デザインの確認タイミングではできるだけ決済者も含めて確認してもらう

などなど。まだまだたくさんの要点ポイントはあるんですが、どれもクライアント側と制作者側の意思疎通のやり方を工夫するという点について共通しているんです。

コミュニケーションを改善する事で、何度も細かい修正が入る事がなくなったり、クライアント担当者さん・ディレクター・デザイナーとがチームとして同じ方向を向けるようになったり、元々の想像していたよりさらに品質の良いデザインが作れるはずです。

長文になりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
それでは、また!

毎度ながら急なイベント告知

はい。そしてここでいつものことながら急なイベント告知です。

僕も広報部長などやらせてもらっているディレ協(日本ディレクション協会)の新年一発目イベントとして、人気講座『0からのWebディレクション講座:設計編』が福岡、東京の2箇所で開催されます。

初めての方は「Webの情報設計ってなんだっけ?」を学びに。前に一回いったことあるよーって方もぜひぜひ脳みその筋トレみたいなノリで参加してみていただければと思います。

0からのWebディレクション講座:設計編@福岡

初の福岡開催!Web構築の大前提となる「誰のために、何をするのか」を体系的に学んで、ワークで体験しながら身につけよう。

日時1月17日(土) 14:30~18:30(開場:14:00~)
料金3,500円(セミナー代+ワークショップ+懇親会)
会場クリエイティブセンター福岡 セミナールーム福岡市中央区今泉1-20-2 MENTビル8F
主催日本ディレクション協会

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0からのWebディレクション講座:設計編@東京

大好評の東京開催版「0ディレ設計編」が今年もスタート!超人気のため急がないと割とすぐ売り切れます。

日時1月24日(土) 13:00~17:00(開場:12:30~)
料金4,000円(セミナー代+ワークショップ+ミートアップ)
会場GARAGE AKIHABARA東京都千代田区岩本町3丁目6-5
主催日本ディレクション協会

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